4月13日からの訪問の仕方
非常事態宣言が政府から発令されました。
4月8日から発令されて、4月10日に具体的にどのような業種に自粛を求められるかが決まりました。
私達、訪問マッサージ業界は自粛の対象にはなりませんでした。
対象になった飲食は大変な苦渋の選択をされているところも多くあります。
私の知り合いにも飲食のお店をされているオーナーの方、卸業者さんなど、
大変です。
私たちの業種、訪問マッサージは2月中旬から特別養護老人ホームなどの施設様で新型コロナウイルスの
拡大に合わせて入館制限がかかりました。
施設様にとっては新型コロナウイルスを持ち込まないようにするための当たり前の措置かと思います。
どうしても、高齢者の方々で基礎疾患(脳梗塞、脳出血、糖尿病、呼吸器疾患、心臓病など)を
抱えている方々の生活の場に持ち込むわけにはいきません。
私たちのお世話になっている施設様も率直にお話しいただき、逆に感謝しております。
そこで4月13日からのフレンドシップ『訪問の仕方』をお知らせしたいと思います。
持ち込ませない、持ち込まない、うつさない、うつらないの「4ない」。
そして、当然のことですが、手洗い、うがい、マスク、手袋、消毒液(次亜塩素酸ナトリウム水溶液スプレーや
アルコール)をいたしてきましたし、今後もそれの継続実践です。
原則訪問マッサージは続けるつもりです。医師からの同意書発行されていますし、患者様からの要請依頼があります。
しかし、患者様個別にさまざまな状態、心境がありますので、その状態、心境を考慮させていただきたいと思います。
政府は人とのかかわりを80%削減と言っています。会社員の方もテレワークとなり出社せずに自宅仕事で要請に
こたえていらっしゃいます。しかし、さすがに患者様を1か月も治療せずにそのままにしておくわけにはいきません。
患者様の多くは関節や筋肉が硬く、拘縮、硬縮傾向にある方々でこれが増すと生活自体に支障をきたす方向に
進んでしまうので行かない選択はなかなか出来ない状況です。
なので、せめて週2回、3回行っていた治療を週1回にさせていただき、お互いの感染リスクを減らすとうの
考え方の切り替えや質の向上でこの1か月間、新型コロナウイルス問題を乗り切れればと思います。
どちらにしても、患者様にはご迷惑をおかけしないといけない現状に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
訪問する患者様のご自宅にはヘルパーさんやケアマネさんとよく合いますがこの方々も新型コロナウイルスの感染とは
無関係ではありません。患者様もヘルパーさんも感染の恐怖の中でお仕事されています。
とにかく、手洗いうがいを徹底していきましょう。
株式会社サンスポットコーポレーション 佐野